荒矯め(あらだめ)

今日は朝から練炭を起こして、荒矯めです。

荒矯めとは、半年~一年乾かした竹を初めて矯正する工程です。

歪んでぐねぐねの状態から、そこそこまっすぐのレベルまで矯めます。

 

 

しかし、やはり物事には限界というものがありまして…

あまりにも曲がりがキツい竹や、コシの無い弱い竹は、折れたりへこんだりします。

 

そして、高温の火で炙ったために破裂してしまうものや、そもそも初めから亀裂があるものなど…

これもまた、ロスです。

本当に参ります。

 

 

上の写真は無事荒矯めできたもの、下の写真はすべてロスです。

使えない竹のなんと多いことか…

 

筒袖 (着物下道着)

寒い季節になりました。

さて今日は、着物・襦袢の下に着る筒袖(着物下道着)のご紹介です。

 

まず一点目。

こちらは、表面に細かな凸凹のある薄手の化繊タイプです。

鷹印の筒袖。高級感があります。

 

 

次は、軽い風合いながらも少し生地の厚みを感じる化繊タイプ。

柔らかい肌触りです。

 

最後は、冬用道着としても使える 綿/ポリ タイプ。

コシがあり、しっかりとした感触があります。