先日10本目に突入した竹矢製作ですが、下の写真の白っぽい竹がその10本目です。これから歪んだ部分を真っすぐにし(矯め)、皮を削り軽くしていきます。
順調に進みました。一番左の矢の中心付近が少し茶色くなっていますが、火入れがすでに始まっています。
火入れとは、炭火で竹の表面を焦がしつつ同時に歪みを直してまっすぐな矢にする工程です。熱を加えると竹生来の曲がりが出てきますが、熱いうちに矯め木と呼ばれる道具で竹をコネコネ矯めてクセを取っていきます。
下の写真は火入れを始める前です。
少しずつ焦がしていきます。
もう少し
完了です。
この後、数種類のサンドペーパーで軽く表面をならしてこの工程は完了です。