半年~一年干して乾燥させた荒竹は、すぐ荒矯めできるわけではありません。
枝の切り残しや硬い芽を小刀で落としていきます。
荒矯めの際邪魔になるため、すべて除去する必要があります。
↓
竹に傷をつけないよう、一本一本すべて手作業です。
次は計量です。重さ別に分けていきます。
下の写真…
左の大束は30g以下、30-35g、35-40gの三束が一まとめになっています。
中央の大束は40g、41g、42g…49gまで1gずつの小束がまとまっています。
右の束は50gオーバーのもの(主に巻藁矢向け)が一まとめに。
これで下処理は終わりです。この後、ようやく荒矯めが始まります。
本日の荒矯めの結果は…
全体の二割ほど(上の写真、左)は割れが見つかったり折れてしまったため廃棄処分になります。