
↑雨露離 3ツ ML

↑束離 燻 4ツ M 指細

↑束離 燻 4ツ ML

↑束離 燻 4ツ L

↑束離 3ツ 7分縁 S 指太

Takahashi Munetaka Kyudo store Official blog

↑雨露離 3ツ ML

↑束離 燻 4ツ M 指細

↑束離 燻 4ツ ML

↑束離 燻 4ツ L

↑束離 3ツ 7分縁 S 指太

この週末は渋川青翠高校にて開催されている新人戦に出店しております。
先日10本目に突入した竹矢製作ですが、下の写真の白っぽい竹がその10本目です。これから歪んだ部分を真っすぐにし(矯め)、皮を削り軽くしていきます。

順調に進みました。一番左の矢の中心付近が少し茶色くなっていますが、火入れがすでに始まっています。

火入れとは、炭火で竹の表面を焦がしつつ同時に歪みを直してまっすぐな矢にする工程です。熱を加えると竹生来の曲がりが出てきますが、熱いうちに矯め木と呼ばれる道具で竹をコネコネ矯めてクセを取っていきます。

下の写真は火入れを始める前です。

少しずつ焦がしていきます。

もう少し

完了です。

この後、数種類のサンドペーパーで軽く表面をならしてこの工程は完了です。
今回製作している竹矢は四ツ矢なのですが、まず火入れの段階に達する前の時点で途中で竹が折れたり虫食いの穴があったり、消えないキズが削るうちに露見したりして3本がダメになりました。
その後、火入れの段階になり、順調に一本目から最後の4本目まで来ました。4本目の最後の部分を焦がしている時、パキッという音がして羽中節が折れました。
これまでの苦労が水の泡です。またもう一本出してきて、矯めるところからやり直しです。
この四ツ矢を作るのに合計8本も使ったことになります。自然に生えている物を使っているのである程度は仕方ないことなのですが、ここまでうまくいかないと心が折れそうになります。
…9本目 矯め、表皮削り、火入れまで来たところで下の写真の赤丸の中に見えるヘコミができてしまいました。

これから10本目に突入です…
10月15日(木) 中学新入生様の弓具採寸予約をいただきました。
夕方 出張に出ます。