ギリ粉 製作中

長時間煮込むことによりネバつき成分を減らした “ギリ粉(上)” を現在製作中です。

通常品より長く、何日もかけて煮詰めていきます。

初売りセールのご案内

2019年1月2日9時より初売りセールを開催します。

セール対象商品は…

竹弓(5~6張)

4ツがけ(約10ケ)

中級~高級帯

白ターキー羽のアルミ矢(6本組) 1913 2015 各10セット

ワケあり 女子用袴(黒) 馬乗り・行燈 サイズ&数量限定…(割り切って稽古用にいかがでしょう)

以上の予定です。

数量限定商品につきましては、先着順となります。

ご質問・詳細等につきましてはお問い合わせフォームをご利用ください。

 

竹の皮むき作業

先月採取してきた竹が、少しずつ乾いて色が変わってきています。

初めは濃い緑色だったものが次第に薄緑色になってきています。

甘皮のような部分がはがしやすくなってきました。

冬の乾燥した晴れの日は、皮むき作業にはもってこいです。

きれいにむけました。

こうすることで、竹の乾燥が促進されます。

半年乾燥させた竹は、最終的には黄色になります。

 

荒竹の下処理作業

半年~一年干して乾燥させた荒竹は、すぐ荒矯めできるわけではありません。

枝の切り残しや硬い芽を小刀で落としていきます。

荒矯めの際邪魔になるため、すべて除去する必要があります。

 

竹に傷をつけないよう、一本一本すべて手作業です。

 

次は計量です。重さ別に分けていきます。

下の写真…

左の大束は30g以下、30-35g、35-40gの三束が一まとめになっています。

中央の大束は40g、41g、42g…49gまで1gずつの小束がまとまっています。

右の束は50gオーバーのもの(主に巻藁矢向け)が一まとめに。

 

これで下処理は終わりです。この後、ようやく荒矯めが始まります。

本日の荒矯めの結果は…

全体の二割ほど(上の写真、左)は割れが見つかったり折れてしまったため廃棄処分になります。