竹矢の筈入れ

竹矢に角筈を入れる工程なのですが、アルミ矢やカーボン矢と異なり篦を少し加工する必要があります。

小刀で篦の内側を少しだけ削り、角筈にフィットするようにします。

上の写真(右側)のように、角筈は篦の中に入る部分にテーパーがかかっています。この角度に合うよう竹を削るのです。

こちらは未加工のもの。

 

こちらは加工後。少し広がっているのがわかるでしょうか。

 

筈を入れる際には接着剤が必要です。

竹矢に無理矢理アルミ矢用の筈を入れてしまってマズい状態になった矢の修理を預かることがありますが、アルミ矢用の筈が入るほど篦を広く削ってしまうと取り返しがつかない事になるのでご注意下さい。

竹取り 4回目

だんだん寒くなってきていますね。現場に到着したら、霜が降りていました。

山での作業なのでそれなりに着込んではいるのですが、動いていると日中暑くなるのでそれほど厚着というわけではありません。朝一の時間帯は寒さが身にしみます。

 

今回は、前回と同じ場所の続きでした。

下の写真には石の下から生える逞しい竹が写っています。

かなり曲がっているので竹矢用としては使い物になりませんが、生命力の強さを感じます。

 

そこら一帯は水の通り道でジメジメしており、その上に落ち葉がいっぱい積もっています。踏ん張って重い竹の束を縛っていると、足がぬかるみにズブズブ沈んでいきます。

午後から風が吹いてきて寒い一日でした。温かいものがとても美味しく感じました。