荒矯め(あらだめ)

今日は朝から練炭を起こして、荒矯めです。

荒矯めとは、半年~一年乾かした竹を初めて矯正する工程です。

歪んでぐねぐねの状態から、そこそこまっすぐのレベルまで矯めます。

 

 

しかし、やはり物事には限界というものがありまして…

あまりにも曲がりがキツい竹や、コシの無い弱い竹は、折れたりへこんだりします。

 

そして、高温の火で炙ったために破裂してしまうものや、そもそも初めから亀裂があるものなど…

これもまた、ロスです。

本当に参ります。

 

 

上の写真は無事荒矯めできたもの、下の写真はすべてロスです。

使えない竹のなんと多いことか…

 

竹取(今期3回目)

天気予報では場所により雨が降るかもしれないとのことでしたが、天気に恵まれ無事竹取に行くことができました。

下の写真のように、竹林には荒れている場所があります。倒木に道を阻まれ、絡み合う蔦を掃除しつつ先へ進む…その先にある竹を求めて。

 

 

山から切り出した竹はその場で枝を切り落とし、大まかに長さを揃えます。

 

 

今日は風もなく、終わってみれば良い天気でした。

 

 

紅葉が夕日に映えてとても綺麗でした。