年末年始の休み期間を挟んで、新年初の竹取です。
今回初めて竹取に参加した新人君。
慣れない山で奮闘する中、アッ!と言う彼の声が響きました。
鹿のフンでも見つけたかと思いきや、なんとびっくり…
彼、持っているかもしれません。
私は良いとこ100円しか拾ったことありません。
Takahashi Munetaka Kyudo store Official blog
年末年始の休み期間を挟んで、新年初の竹取です。
今回初めて竹取に参加した新人君。
慣れない山で奮闘する中、アッ!と言う彼の声が響きました。
鹿のフンでも見つけたかと思いきや、なんとびっくり…
彼、持っているかもしれません。
私は良いとこ100円しか拾ったことありません。
先月採取してきた竹が、少しずつ乾いて色が変わってきています。
初めは濃い緑色だったものが次第に薄緑色になってきています。
甘皮のような部分がはがしやすくなってきました。
冬の乾燥した晴れの日は、皮むき作業にはもってこいです。
↓
↓
きれいにむけました。
こうすることで、竹の乾燥が促進されます。
半年乾燥させた竹は、最終的には黄色になります。
半年~一年干して乾燥させた荒竹は、すぐ荒矯めできるわけではありません。
枝の切り残しや硬い芽を小刀で落としていきます。
荒矯めの際邪魔になるため、すべて除去する必要があります。
↓
竹に傷をつけないよう、一本一本すべて手作業です。
次は計量です。重さ別に分けていきます。
下の写真…
左の大束は30g以下、30-35g、35-40gの三束が一まとめになっています。
中央の大束は40g、41g、42g…49gまで1gずつの小束がまとまっています。
右の束は50gオーバーのもの(主に巻藁矢向け)が一まとめに。
これで下処理は終わりです。この後、ようやく荒矯めが始まります。
本日の荒矯めの結果は…
全体の二割ほど(上の写真、左)は割れが見つかったり折れてしまったため廃棄処分になります。
無銘 四ツ矢
104cm / 31.1g (矢尻無しの重さ)
矢尻が入ると+1cm 、+2g程になります。
数cmカット可能です。
羽中(はなか)に上質な和紙をあしらった、奉書(ほうしょ)巻きです。