竹矢製作の一コマ

ここのところ、順調に竹矢製作が進んでおります。

お客様のご注文内容に合わせて、長さ・重さ・太さ等を決めて4ツ矢なり6ツ矢なり材料を選定します。

炭で熱くなった窯で竹を熱し、冷める前にすかさずしごいて曲がりを矯正します。

一度まっすぐにした後、表皮を削り落とします。

すると…

お気づきになりますでしょうか

一番左の竹に虫食いによる穴があります。

廃棄になりますのでもう1本合うものを出しこなければいけません。

この作業が意外と手間を取りまして…

最初の条件に加えて節も揃えないといけないのでなかなか大変です。

削る前と後で4本が思った通りの重さにならないこともままありますので、4ツ矢を作るのに5本、6本使うこともあります。

この組は結局太さが合わなくなっていったため、最終的に8本やる羽目になりました。

 

竹矢製作再開

4月の半ば過ぎから学生さん絡みの仕事が増え、竹矢作りが滞っていました。

最近になりようやく落ち着いてきたので、また竹矢製作に注力できそうです。

気付けば大量の竹矢のオーダーをいただいていて、少し途方にくれております。お待ちいただいているお客様にはご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳なく思っております。

今年は国スポの関東ブロック予選が群馬で開催されたり、他にも射会がある週末が今後も続きますので時間をうまく使って竹矢を作っていきたいと思います。

新規のご注文と並行して修理の矢も作業進行中です。

 

竹取りに行きます

11月30日(木) 竹取りため竹取り班が朝から一日出払っております。大変申し訳ありませんが竹矢・竹弓・手形作成のゆがけ等の難しいご注文へのご相談は不可能となります。

久々の火入れ作業

4月の後半から続いていた高校生さん向けの春の販売もピークを過ぎ、約2か月ぶりに竹矢の製作作業に戻ることができました。

この2か月間、竹矢に関する事はほぼ何もできていなかったのでずいぶんと仕事がたまっています…納品をお待たせしていまっているお客さま、大変申し訳ありません。

少人数で回している職場です。これからは竹矢を作る作業に専念できますので、もうしばしお待ちいただければと思います。